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「そうだね。行こうかな」
「じゃあ、ぼくも行こうっと」
真理子が言うと、八木は即座にそう言って、また鞄を掛けなおす。
そして真理子の前に立って歩き出した。
「2人しか部員がいないと、活動日決めるのが楽でいいよね」
「確かに。でも、活動っていうほどのことしてないけどねえ」
「まあ……そうだけど。漫画読んで、お菓子食べて……これじゃあ、家でくつろいでるのと変わんないじゃん」
2人で笑いながら、部室に入る。
パチンとスイッチを入れると、薄暗い部屋に明かりが灯った。
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