4:身近なところに敵がいる
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手に掴んだのは、プチショコラの箱。 真理子は震える手で、箱を無理に引きちぎった。 しかし…… 「真理子ちゃん、それ空っぽじゃん」 八木が柔らかく言うとおり、それは空箱で。 それに気がついた真理子は、見る間にそれを捻り潰してしまっていた。 「大丈夫だよ、ほら。ちょっと待って」 八木が屈み込む。 それを目の端で見ていたものの、彼女の目は動いてはいなかった。
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