4:身近なところに敵がいる
36/48
読書設定
目次
前へ
/
278ページ
次へ
2人は、すっかり人気のなくなった廊下を歩いて行った。 真理子の目は、開かれてはいるものの、何も見ていない。 異様な光を帯びている瞳は、今までにないくらい透き通って見えた。 どこに行くのか、八木は言わなかったし、真理子もまた尋ねなかった。 それでも、2人は黙って歩き続けた。 ようやく立ち止まった時、真理子はぼんやりとした視界のどこかで、そこが自分の教室であることを知った。
/
278ページ
最初のコメントを投稿しよう!
578人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4,338(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!