2、『夏の日』

1/1
前へ
/4ページ
次へ

2、『夏の日』

先生と出会って2ヶ月が経ったある日、私は児童センター帰りに本屋へと寄ってから帰ろうとした帰り道、私は偶然先生に出会った。 当時の事を先生が今だに覚えているかはわからないが・・・ 私にとって先生を気になったきっかけはこの日の先生のある言葉からだ。 『あっ・・・先生。』 私は帰り道偶然先生と出会った仕事帰りの先生と初めて児童センター以外で会った。 『あっ・・・さん!今帰り?』 たわいもない世間話をしていた私は当時少しつまらなかった。 『・・・さんあのね・・・時間がある時でいいからまた児童センターに遊びに来てくれないかな?』 私はこの言葉を聞いた時に何かが動いたような感覚を覚えた。 『・・・私英語の勉強教えてもらいたいからまた行くよ・・・絶対。』 私は当時何故か勉強を教えてもらうと言う理由で答えた。 今だに覚えている。 先生が何故か困ったような顔で私に告げた事。 私は先生が仕事で何かあったのかと心配になりこの日から毎日のように児童センターへと出かけた。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加