昔々…

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ある一人の小さい 男の子がいました… その男の子には 父親がおらず母親と二人で 生活をしていました 母親は男の子を養うために 夜の仕事を始めました 男の子は母親の 仕事場に遊びに行ったり 母親のお客さんと 仲良くなったりしました 男の子はそんな環境で すくすくと育って行きました 母親や周りの人からは 「いい子だね」と 評判の息子に成長しました 何も問題はありませんでした でも誰も気づかなかったのです… 母親も、周りの同業者にも、 お客さんにも… きっと本人も… そう… 男の子は知らず知らずのうちに 周りの大人も簡単に 虜にする、 そして母親にもバレないほどの 「ペテン師」に 成長してしまったのです
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