―1―

20/20
前へ
/20ページ
次へ
キモい和也君は、意気揚々と俺に向かってこう言ってきた 「そう言えば俺、┌(┌ ^o^)┐ホモォ・・・ぉ になったからよろしくな」 「はぁ!?」 何その衝撃発言!! 『俺はホモにならんっ!断じてならんっ!俺は傍観者だぁぁぁ!!』 って入学時に宣言してはずなのに… 「ちょ、おまっいやあのホモにはならない宣言はどうしたんだ!?」 「いやぁ~、新しい道に目覚めてしまってね~♪まじ運命の相手を見つけてしまったからには、性別なんて気にしないね!あいつも俺の手に落ちるのも時間の問題だな!」 そう胸を張って言ってくるが、いまいち本気になれねぇ 前にもこういうノリで騙されて、かなり恥ずかしい目に合わされて今では黒歴史だ… 「和也さん……、ちなみに相手のお名前はなんて言うんだ?」 俺は恐る恐る聞くと、和也は素晴らしい笑顔でこう言った 「五十嵐だ!!」 「えぇぇぇぇ!?あの転校生か!?」 「ちなみにもう昨日でBまで終わっている」 「えぇぇぇぇ!?何お前、がっつきすぎだろ!」 あとは、セックスのみ!! そう豪語する和也に俺は頭が痛くなった 「あっ、五十嵐が登校してきた! いーがーらーしー!おはよー!せっくすぶへっ!!」 「お前これ以上言ったら殴っぞ!?」 「いってぇっ!もう殴ってます、暴力反対~!」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加