少女-はじまり-

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  「あのねあのね!」 サイダーを口に含みながら、 私に話しかけた真緒 「今日、学校でね、ゆーと君がね」 口に入ってるサイダーがこぼれそうで怖い。 「サッカーでカッコ良かったんだぁ~!すごく楽しくて!!」 真緒が興奮して持っていたコップを上にあげた。 ……瞬間、 「!……げふげふ!!...」 あぁもうっ! 世話が……やける 「ちょ、真緒!大丈夫!!?口に含んだまま、喋るからよ……」 苦しい瞬間から、 すぐ、元に戻り 「ん……う、うん、大丈夫…」 「あ……」 持っていたコップの中身が 床にこぼれてしまっていた 「愛奈……ごめん、なさい」 「あ、あぁ、大丈夫だよ、片付けるから、大丈夫」 「うぅ……ごめん」 真緒はそういっていた。 ずっと、愛奈の片付けが 終わるまで。
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