爽愛なるものに-欠片-

少女-はじまり-

　
生まれて、7歳…
少女は、この方友達と
呼べる友達は居ない。

毎日、学校に通って
普通の授業を学んで
普通に先生とお話をして
家に帰る…。

そんな少女の毎日。

帰り道、少女は忘れ物をしたことに気づいた。
一旦、学校へ戻り、自分の教室に入った。
周りを見てみると、日が暮れてｵﾚﾝｼﾞ色の太陽の光が差し込んでいた。
机にその光が当たり、忘れたものが輝いていた。
それは、落書き帳だった。