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ただの普通の落書き帳…
他人が見れば、別に忘れていたっていいノートだった。
少女にとっては、重大なノートであった。
それを手にして、ランドセルの中にしまい、教室を出て、下足箱に向かった。
少女は自分の靴をとり、そして履く…少女はひとり思う。
「私の大切なもの。忘れるところだった!あって良かった」
そして、薄暗くなった帰り道を通り、家に帰った。
家には、母親と1つ下の弟がいた。少女と同い年の従妹が1人居てる。帰って今日あった話をした。3人で晩御飯を食べながら…。
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