少女-はじまり-

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  --------- そして、泣き崩れた後、一旦、落ち着くように体を起こし、まぶたに乗った涙を拭き取った。 しっかりと目の前の景色は見えないまま足取りは、職員室のドアに向かっていた。 職員室で起きていた音や 気配など、学校の教師や 生徒たちは、誰も気付いていなかった。 その場にいた愛奈はとても不思議だった……。
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