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部屋に戻るとミアがテーブルの前で座ってた。
本当に二人きりなんだな、とすぐに緊張は俺を襲う。
「谷と立木(タチキ)がくっつくと思わなかったな」と、なんとなく話を恋愛事情に向かせようとした俺。
「レナと谷くん?だね。最初聞いたときはびっくりした」
そりゃそうだろうな。やってから付き合ったんだもんな、って心の中で同調した。
ミアもそれを知っていると思って、ついヨッシーたちに話すノリで「なんかさー」と口に出てから、相手はミアだと認識して口を閉ざしてしまった。
好きな女の子に急に下ネタを言って、軽蔑されたら嫌だったから。
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