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「じゃあ始めるぞー」
先輩の声と共にピーッと笛みたいな競技スタートの音がしてみんなが動き出す
…面倒とか言ってた高木先輩は一番大人げないくらい本気の表情でボールを追ってる
「知念パスっ!」
「え…ー」
裕翔君から声がかかることなんて予測してなくていきなり来たボールを慌てて受けるとそのままゴールに向かって走った
…ハズなんだけれど、
いきなり足元がフラついて勢いでボールを蹴飛ばしたら高木先輩の顔面に当たった
…僕の平和な学校生活は三ヶ月で終了を告げるらしい
足元を建て直せなくてそんまま倒れたと思ったら痛くない
僕、死ぬのかなってくらいスローモーション
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