プロローグ

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今は魔法歴1077年4月7日AM.7時 俺はまだ重い瞼(まぶた)を開けよとしていた。 「朱雀(すざく)、早く起きな~朝ご飯冷めるよ。」 「あ~今おきた、すぐ行くよ。」 俺は喉から声を搾(しぼ)り出して答えた。 そういえば、今日からMagic Academicの新学期か。 俺は魔法学校Magic Academicの2年狩衣 朱雀(かりぎぬ すざく)、1077年前に魔法というものが発見され魔法歴が始まり、100前には黒魔道師と聖魔道師の戦争が起こった。 今は平和になり、俺は都内に幼なじみと住んでいる。 時代が変わっても日本自体はあまり変わっていない。 「おはよう。龍水(りすい)」 「遅いよ朱雀。ご飯少し冷めちゃったよ。」 いま喋っているのは、幼なじみの単 龍水(ひとえ りすい)。 彼女は生まれたときから一緒にいる。つまり腐れ縁なのだ。 容姿は、清楚(せいそ)な感じで綺麗(きれい)で身長も165㎝とスラッとしている。 性格は、明るく優しい。そしていつも元気な完璧な女の子だ。 なぜ一緒に住んでいるかというと、両方の両親がアメリカにある魔法研究所というとこに勤めているからだ。 「朱雀早く~、時間ないよ!」 慌てた様子で龍水が俺を急かす。 「よし、準備完了。行こうか!」 「うん!」 『行ってきます!!』 二人の声が重なり、俺たちは学校に向かった。
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