君と過去

5/12
前へ
/30ページ
次へ
「亜貴!?!?ねぇ、亜貴ってば!!亜貴、亜貴!!」 「ちょ、ちょっと、君。落ち着いて…」 「亜貴、亜貴ってば!離して、離してよ!亜貴、亜貴、あきぃぃぃ!」 なんで、携帯を忘れたんだろう…。 なんで、亜貴の言葉を聞いて、一緒に行かなかったんだろう…。 なんで、 亜貴がこんな目に遭わなきゃいけないの…。 「美和ちゃん!」 「……はるさん…」 あれからどれくらいたったのかな。 私は手術中のランプがついている手術室の前にずっといた。 そしたら、亜貴のお兄さんの波琉さんが来た。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加