7人が本棚に入れています
本棚に追加
「亜貴!?!?ねぇ、亜貴ってば!!亜貴、亜貴!!」
「ちょ、ちょっと、君。落ち着いて…」
「亜貴、亜貴ってば!離して、離してよ!亜貴、亜貴、あきぃぃぃ!」
なんで、携帯を忘れたんだろう…。
なんで、亜貴の言葉を聞いて、一緒に行かなかったんだろう…。
なんで、
亜貴がこんな目に遭わなきゃいけないの…。
「美和ちゃん!」
「……はるさん…」
あれからどれくらいたったのかな。
私は手術中のランプがついている手術室の前にずっといた。
そしたら、亜貴のお兄さんの波琉さんが来た。
最初のコメントを投稿しよう!