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「…はぁぁぁ」
亜貴が長ーい溜め息をついた。私、なんかしちゃったかな?
「なんで美和ってさ、そうなの?」
「ご、ごめ」
「俺を殺す気?」
「へ?」
怒られるのかと思って覚悟していたのに、亜貴は意味深な言葉をはいた。
意味がわからない、と思っていると、亜貴が私の肩に頭を乗せてきた。
「美和といるとなんかいろいろ持たねぇわ」
「?なにが持たないの?」
「心臓とか理性とか理性とか?あんま可愛いこと言ってっと襲うぞ」
「!!お、おお襲う…」
「プッ、冗談だよ」
そういうと亜貴は頭を撫でてきた。
「からかわないでよー」
「わりぃわりぃ。美和顔真っ赤」
「!!」
「でもさ」
亜貴は急に真面目な顔になって…
「いつかはしような、死ぬ前に」
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