君と学校

9/10

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「あんま乗り気じゃねぇけど、しょーがねぇからさ」 ふふ、とか言ってても、顔が嬉しそうだよ、亜貴。 「わかった、じゃあ明日ね!くれぐれも体には気をつけてね」 「あぁ、ありがと」 「え、なになにぃ?美和、今日は亜貴と帰らないの?今日は私が美和独り占め?」 亜貴と話していると、桃子がやって来た。 「…なんか来たぞ」 「えー、だって最近美和、亜貴にばっか構っててつまんないんだもんッ!」 そういうと、桃子は私にギュッと抱き着いてきた。 そういえば、最近は亜貴にばっか構ってたから桃子と全然遊んでなかったかも…。 「じゃあ、今日どっか寄ってく?」 そういうと、桃子は目を輝かせながら頷いた。 どれだけ構ってほしかったんだろう…。 でも、可愛い…。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加