*第1章*

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さようなら。 今にも消えてしまいそうな小さな声でそう呟き目を閉じた。 その時、激しい頭痛が起こり私は気を失った。 誰かの声が聞こえる。 「…かちゃん!冬香ちゃん!」 気がついて辺りを見回すと、そこは一面の原っぱだった。 そして私のすぐ近くに見たこともない若い女性が座り込んでいた。
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