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秋吉がギュッと俺の服を掴んで来る。
俺は秋吉からの同意、いや、「もっと」と催促くらいのつもりでその行動を捉えていた。
数秒キスをして、そっと唇を離して近距離から秋吉の顔を見つめる。
ゆっくりと目を開けた秋吉に視線を合わせると、秋吉は恥ずかしそうに俺から顔を逸らした。
な、なんだ…この可愛い生き物は!
自分の中で強い衝動が湧き起こる。
秋吉に触れたい。
秋吉の頭に右手を伸ばし、グイッと引き寄せ再度秋吉に口付ける。
付き合って日が浅いけど…お互いいい大人だし、いいよな…。
俺はそのまま唇の隙間から舌を秋吉の口内へと侵入させた。
侵入させた舌で秋吉の歯列をなぞり、上顎を舌先で撫ぜてみる。
「んっ……。」
すると、鼻にかかった艶っぽい声が秋吉からこぼれた。
服に重みが増し、秋吉が掴んでいた俺の服を更に強く掴んだ事にキスをしながらも気づく。
可愛い…。
ヤバい…止まんねぇ。
秋吉の舌に自分のそれを絡ませ、何度か角度を変えながらキスを続けた。
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