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なにやってんだ…俺。
自分の欲望を優先して…。
秋吉をまた怖がらせている。
俺は秋吉の唇まで数センチのところで踏みとどまり、手のひらを秋吉の頭に落とす。
「ごめん。魔が差した…。」
自分の感情と欲を抑えつける事にいっぱいいっぱいでそんな言葉しか出なかった。
「帰るか。」
胸の辺りに秋吉に対しての罪悪感が広がって苦しい。
俺は秋吉の顔をまともに見ることも出来ず、背を向けて歩き出した。
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