ぎくっ!

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チョンっ ? なにかが洋服の裾を引っ張ってる… 「颯兄、遥斗ばっかかまわないで?」 …… ……… …………… ブチッ(理性が切れた) かわいすぎるんですけど!! そんなウルウルした目で、兄ちゃんを見ないで( ̄~ ̄;) 兄ちゃん、悶え死ぬからぁぁぁぁぁああ!! あああああ゛ぁぁ~ 可愛い! 可愛い! 可愛いすぎるぅぅうう!! 鼻血もんだよコレ!! なんなんだよっ ちくしょ~ 可愛いじゃねぇか!! 「…………ちゃ…ん」 それにしてもうちの弟たちはどうして「……にい…ちゃんっ」 こんなにかわいいのかっ「兄ちゃんっ!!」 な? 「兄ちゃんっ!!!!」 ! 「あわわわ、すまん、ちょっと…」 「ちょっとってなに?俺がなんかい、呼んだと思ってんの?」 「いや、はい。ごめんなさい。」 「自分から、起こしに来といて、なにそれ?喧嘩うってる?」 あれ?さっきまでの可愛い遥斗くんは何処へ… 「なぁ?聞いてる?颯はさ、なんでいっつも、いっつも…」 また始まった… 出掛けるときは決まって 遥斗くんのお小言が始まるんだよな 世話焼きなでけなのかもしれないこど、 「だから、颯はその年になっても、「遥斗っ」 「彼女の一人や二人できないし、「…遥斗っ」 「だいたい、颯は俺達に固執しすぎなんだよ」 …うるさいっ こうなった遥斗は、あともう一時間くらいは ……はぁっ( ´△`)
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