ぎくっ!

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あの日から一週間、気まずくて資料室にはいってない。 もしかしたら、夢だったのかも。 なんか現実味ないし。。。 ああ゛ー! いつまでも、あんなとこ見て悩んでる俺ってなにっ!? はぁ~。 やめとこ、もう思い出したくないし、 夢だと思いたい。 そうだ、夢でいいんだ。 きっと夢だったんだよ☆ そうかそうか。 …… ………… …………………そんなわけあるかいっ!! 確かにみた!!俺は見てしまった! 社会の先生望月と、隣のクラス(誰だかわからないが、たぶん、隣のクラスの奴)が、ヤってたとこをっ!! あの日から、男を直視できなくなったんだよなぁ~ …っじゃなくて、 もう見てしまったのは見てしまったんだから、いいだろっ💢(逆ギレ) あ~もぅやだ。 望月ヤロー、あの日から俺に雑用ばっかさせやがって、 てめーらが、あんなところで、盛ってんのがいけないんダローガ! イライラ… 絶対、あいつSだよ… …っドン!! 「いてててて、」 自己完結しようとしてたら、なにかにぶつかってしまった。 ん? こいつ…… 「すみませんっ!自分が歩きながら本を読んでたばっかりに」 突然ぶつかったこいつに、仰々しく謝られて、 「いや、俺の方もなんかいろいろ考えてて、前見てなかった。ごめんっ」 自分も深く頭を下げてしまってた。 「君、そういえば同じクラスの白石くんでしょ?白石颯太、」
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