先生と、フェニックス

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いや、捕まるわけにはいかねーよ、やっさん 俺は後ろを見ることをやめ、ただひたすらに、教室目指して走った さすがに教室までは追ってこないだろ そういえば、こいつ朝来たときは、不良の格好だったけど、いいのか 俺は決心が揺らぎ、後ろをチラッとみた …… ………… ………おいいいい!! 後ろの奴は、走りながらも、メガネを取りだし、なんか髪をモサッとさせてた …… …… ………お前の執念すげーよ なんて思ったのもつかのま、あと約三メートルのところに教室発見! 俺は、今世紀最大の力を振り絞って、 「……た」 「……たどり…つ…い…った」 ゼーハっー 俺は、滴る汗を拭い、教室の戸を開ける ガラッ)) 「おはよ、」 まずは、挨拶、、、 「おはようっ…てすごい汗だなお前らっ、鬼ごっこでもしてたのか?」 はい、そうです リアル鬼ごっこです …… 塚、いまなんていった? お前ら?ら? 「おはようございます」 そうだったぁあああ!! 忘れてたよ俺ぇぇえ!! こいつも同じクラスだったわ!!
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