ジブンのユメ

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"ユメ"……。 それは叶うことの無いもの…。 足掻き続け いずれは皆挫折してしまう。 そんなこと 皆アタマでは分かっているけど "ユメ"に向かって足掻く……。 アタシもそのヒトリ……。 今日もアタシこと 椎名霞月(シイナカツキ)は バイトに明け暮れる毎日を送っている。 アタシは専門学校に通う フツーの女の子……。 ただヒトと違うのは 家から……田舎から…… 家出みたいに飛び出てきたことだろうか? 早くあの家から…… 縛り付ける家から出たかった。 アタシは中学の頃から 抱いていたユメを叶えたかった。 ただ叶えたかった……。 しかし堅物だったアタシの親が 許すわけがなかった…。 だからアタシは高校を卒業と同時に コツコツ貯めていたお金を使い あの家から出てきた。 後悔なんてしていない。 「これでよかった……。」 アタシはそう思っている。
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