1.影歩きの怪

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ずっしりとした重量を持つそれを小脇に抱えて、階段を下り、ソファーに腰掛け、初めて本を開く。前書きなどは無く、すぐ目次があった。 ーーーーーーーーーー 『一寸婆』 『ドッペルゲンガー』 『女王の橋』 『コインロッカー』 『ハリガネムシ』 『合わせ鏡』 『ロンドン塔』 『メリーさん』 『NNN臨時放送』 『ヒトリアソビ』 『枝分かれトンネル』 『午前2時のバス』 『片目のセダン』 『影踊り』 『死亡予報』 『未来メール』 『赤い部屋』 『13段目』 『水面鏡の怪』 『人食する蟹』 『コンビニの唐揚げ』 『心霊パソコン』 『鬼ごっこ』 『この指とまれ』 『えんらえんら』 『カタツムリ』 『時間跳躍』 『異界行き列車』 『留守番電話』 『壁のシミ』 『愛犬料理』 『不幸の手紙』 『死告鴉』 ‥etc. ーーーーーーーーーー 僕も良く知っているものから、名前さえ知らない都市伝説まで、たくさんある。すごく期待できそうだ。
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