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訳もわからず、恐怖から布団に潜り込む少年だが、あの言葉が頭にちらついて眠れない。
結局そのまま朝になってしまう。が、なにも起こらなかった。
‥それから13日後、何者かに殺されている少年が廃ビルで発見されたと言う。
何故、少年が廃ビルに入ったのかは分かっていないが、もしかしたら少年が見たのは本当にもう一人の自分、ドッペルゲンガーで『13日だ』とは殺害予告だったのかもしれない。
今でも、誰かの合わせ鏡の影が夜な夜な徘徊して、犠牲者を求めているのかもしれない。
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