差し出された手

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「お前さ…俺のアシスタントしないか?」 確かに差し出した手は震えていた。 彼が怖くない訳ではない。 けれど、それ以上に 彼が雨の中で握りしめていた物を見て 俺は彼を心底認めてしまっていたのだ。
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