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第一章 魔女と龍脈と邂逅と。
これは一夏の物語。
一人の少年と独りの魔女の出会い。
オレが知らなかったもう一つの世界。
それに、魔法というすこし不思議なモノについての物語だ。
神様の気まぐれで始まったようなこの物語を、オレはこう呼ぶことにしている。
――或いは邂逅、
――或いは際会、
――或いは挿話、
――或いは閑話、
幻のように曖昧で。
泡沫のように儚く。
けれど、それは確かにそこにあった――
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