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凉介「美緒ちゃんこの屋上来るの初めて?」美緒「はい。なんか新鮮ですね。」 凉介「やっぱり。俺も初めてこの屋上来たときとても新鮮だった。というかここ眺めいいよね?」 美緒「はい。」
と言って私は翔先輩を探す…。なんかこのごろ翔先輩のことばっかり頭に入ってくる…。「美緒ちゃん可愛いね」 この言葉がどうしても頭から離れない…。どうしちゃったんだろう。私…。
凉介「おっいた。さすが翔。サッカー部のエースだね。」
とっさに翔先輩を探す。
美緒「え?どこですか?翔先輩。」
凉介「あれ?美緒ちゃん翔のこと知ってんの?」 美緒「ま、まあ…。おとつい知り合ったばっかで…。」
凉介「そうなんだ…。翔けっこういいやつだよ。ちなみに俺と翔、親友なんだ。昔からの…。なんつーか腐れ縁っつーやつ?」 美緒「私も腐れ縁友達とあります。ずっと今までクラス同じで…。」 凉介「そうなんだ…。腐れ縁っていいよね?親友っていう素晴らしいものがあるんだし…。」美緒「そうですね。そろそろ部活戻った方がいんじゃないですか?」 凉介「あっ、そうだった。戻るか。」
新鮮だったなぁ。いつか翔先輩とふたりきりで…。あ、なに言ってんの?私? バカバか妄想しすぎ!
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