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彩佳「絶体まずはテニス部見学でしょ?」
美緒「そりゃそうだよ。」 彩佳「テニス部入る気満々だね。」
美緒「もちろん!」
するとそこには部長さんがほかの部員に合図を送っていた。」
「もうちょっと全体的に動けない?チームワーク大切にして!」 さすが部長さんカッコいい!
彩佳「なあーに部長さんに惚れちゃったわけ?」 美緒「な、なに言ってんの!?なわけないじゃん!」
彩佳「え~ホント?だって美緒ずっと見つめてたよ。」
美緒「そ、それは…」彩佳「それは?」
美緒「それはね、部長さんが先輩としてカッコいいってこと!」彩佳「ホントかぁ?」美緒「ホントだってば!」
彩佳「そうか、そうか、じゃあサッカー部見に行こっ!」
美緒「え?なんで?入部しないのに?」
彩佳「いいじゃん別にうちのお目当てはサッカー部の部長さんだから」
美緒「また!?もーあきたよ~」
彩佳「おねが~い。」美緒「はいはい、行けばいんでしょ行けば!」
彩佳「レッツゴー!」
もー彩佳はこどもなんだから。それでもあんた本当に優等生!?
彩佳「着いた♪部長さんどこかな~♪…。あっいた!やっぱめっちゃイケメン!」
美緒「そーかなー?」彩佳「え~イケメンだよ。学校イチモテるんだよ。」
美緒「あーそーもう帰るよ!」
彩佳「え~もうちょっと。」
美緒「だーめっ!帰るっていったら帰るの!」
恋愛なんてくだらない!私はそう思ってた…。
でもそう思えるのは今のうちだ…。
このあと思いもよらない展開が待ち受けるまでは…。
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