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「次、体育だった…早く着替えに行かないと」
「千尋～待ってよ～」
あーんこんな時
《茜、今から行ってもどうせ怒られるだけだから…ふたりでサボろうぜ！》
なーんて事になったら
ドンッ
「いったーい…」
「あっすいません
大丈夫ですか田口さん…」
瀬戸瞬…何でこんな所に
「ごめんね…大丈夫だから」
立ち上がろうと手をついたら
「痛っ…」
「手首…
保健室に行きましょう」
「大丈夫
ひとりで行けるから」
「ダメだ！
いやっ…保健室の先生
今日居ないみたいですから…
自分で処置出来ないでしょう
僕が手当てします」
「ありが…とう…」
何か今…違ったよね
いつもの瀬戸瞬じゃなかった
結局…わたしの妄想通り
サボる事になっちゃった…
シチュエーションも相手も違うけど
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