始まりの物語

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何もない一本道をのんびり景色を見ながら歩くこと十数分それは突如として現れた 「なんだこりゃ…地面が光っとる。」 道の終わりとともに現れた地面にある光る何か 恐らくは転移の魔法陣の類だろう、と勝手に予測をたてつつ土を少し手にとりあえず投げてみる すると 「ちょッ、うォお!?ざけんな!!なんで崩れ落ちとるんじゃぁぁァァァ!!!!」 魔法陣が一瞬明るく輝いたかと思うと次の瞬間には魔法陣ごと地面が無くなっていた 「予想出来るかボケぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 来た道を全速力で走る どうやら崩壊の速度はそんなに早くはないようでなんとか距離をおいて家に走り込む 「おい千裕!大至急集合!!」 部屋の奥に向かって大声で叫ぶが返事はない 「このくっそロリコン童貞野郎!さっさとで」 「ブッ殺すぞてめぇ!童貞はいいにしてもロリコンとは何ごとだー!!」 今しがた入ってきた扉を吹き飛ばし、叫ぶ千裕 それに対し粋久は 「そんなことより大変な「ロリコン撤回し「黙れェェェェェェ!!人の話しの腰折っちゃいけないってお母さんに習わなかったのかぁ!」」」 ついつい大声を出してしまったがいつもと様子が違う粋久にさすがに千裕も真剣な顔になる 「何があった?」 「とりあえず道がどんどん崩れてる。後一分くらいでここらも崩れるぞ」 「マジか…」 「とりあえず外出るぞ」 「おお」
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