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はい。
主人公こと勇者です。
さっきはインコが
失礼しました…。
今喋らないよう縄で締め上げたので安心してください。
えっと…
インコの名前ですか?
その…恥ずかしながら、頭が回らなくてですね…。
長い間一緒にいるんですが未だに決まらなくてインコって名前のままなんです。
それではこれから
よろしくお願いします。
「長いわっ!!」
「ぐぇっ!」
勇者にロケット頭突きを
繰り出したインコ。
「インコなんで喋れ…」
「体だけ縛ってくちばしに
何もしてないからだっ!」
「はっ!なるほどぉ~。」
「なるほどじゃないわっ!
お前の天然ぶりには呆れる…。疲れる…。俺の事いいから自分の事ちゃんと喋れよ。」
呆れるインコ。
「むぅ…ごめん。」
落ち込む勇者。
「それよりメシだ!メシ!」
言われたとたん
《はっ》とした勇者。
「あ、そうだった。
ごめんごめん。
今すぐ作るよ。」
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