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―数十分後―
バササ…
｢あ､おかえりインコ｡
何をとってきた…の…？｣
勇者はうごめいてる袋を
指さしながら言った｡
｢…あけてみな｡｣
そう言ってインコは
勇者に袋を差し出した｡
差し出された袋を貰い
勇者はおそるおそる開けた｡
すると
｢ギャアァァアア！！！｣
勇者の叫び声が
家中に響きわたった｡
中に入っていたのは
｢カ､カエルッ！
それに…ミミズ…｡｣
｢へっ､嘘ついた罰だ｡｣
｢いらない…｡こんなの食べ物じゃないぃぃ……｡インコ食べてよ｡｣
そう言ってインコに袋を
渡そうとした勇者｡
｢いらんっ！｣
羽根でバシッとやって
袋を落とした｡
落ちた拍子に
中のもの(生き物)が出てきた｡
｢うぇ！？じゃあなんで
とってきたのさ！？
ってか跳ねてるっ！！
うごめいてるっっ！！！
ギャァァアアアッッ！！｣
｢うるせぇっっ！！
仕返しじゃっボケッ！｣
｢なっ！？
それじゃあ食べ物は…｡｣
ちらっ
ふいっ
視線を反らしたインコ｡
とたんに落ち込む勇者｡
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