全ての始まり

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「あ、もっし~魔王君?」 魔王君とはもちろん 魔界の王の事である。 『…王様ですか? 今日はやけにテンションが 高いように思われますが…』 「そう?いつもと 変わらんと思うが…?」 『それより今日は何の用ですか?(またどうでもいい事かな…)』 魔王は呆れた口調で言った。 実は魔王は過去に王様に チェスやろう!とか テレビ見よう!とか 競馬見に行こう!とかと なにかと(魔王にとってはどうでもいい事を)誘われていた。 「最近暇だからさ、ちょっくら暴れてくれない?」 予想外だった。
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