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大きくとても醜い子でした。
「まぁ、なんて醜い子なの!?他の子供たちはこんなに可愛らしいのに!!」
母親は醜いアヒルの子を見てそう言いました。
「醜い」
「醜い醜い」
子供たちも母親を真似るようにそう罵ります。
「あっ、あっ、私って醜い。」
みにくいアヒルの子は頬を染めにっこり笑いました。
「なんて気持ちの良い罵りなのー!!」
生まれて50秒
あまりにも早いドMの目覚めでした。
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