みにくいアヒルの子

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そして、醜いアヒルの子は大きくなるにつれ、白く美しい羽が生えてきました。 それを見て美しいと言われることが嫌で嫌でたまらなかったアヒルの子は片っ端から羽を抜いていきました。 そして一本の羽もなくなってしまったアヒルの子は一生醜いと蔑まれ続け、喜びにうちひしがれました。 この姿を見た鳥たちは、醜いアヒルの子をドMのアヒルの子と呼ぶのでした。 めでたしめでたし。
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