不思議の国のアリス

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昔々、あるところにアリスという可愛らしい少女がおりました。 少女は好奇心が旺盛で活発な子でした。 ある日、庭に寝転がり絵本を読んでいると姉が近づいてきました。 「あらあら、寝転がりながら読書なんてあまり行儀が良くないわね。」 姉は優しい笑みを浮かべ、アリスの頭を撫でました。 「姉さん」 アリスは気持ち良さそうに目を細めました。 「ねぇ、アリス。昨日は服を泥だらけにして帰ってきたけれど何をしていたの?」 姉はアリスのとなりに腰を下ろし、尋ねました。
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