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ぱちりと音をたててアリスは目を覚ましました。
「大変だ!!大変だ!!間に合わないよ!!」
アリスの目の前を大慌てで白ウサギが通りすぎました。
白ウサギは服を着て、二足で歩き、首には大きな時計がぶら下がっていました。
「大変だ、大変だ!!女王様に首をはねられる!!」
アリスはウサギのあとを追いかけました。
「待ちなさい、白ウサギ!!」
アリスの声を無視してウサギは走り続けます。
「大変だ、たいへっ!!」
走り回るウサギは大きな穴に落ちてしまいました。
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