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昔々、あるところに美しい声を持つ人魚姫がおりました。
人魚姫は深い深い海の底で人間に憧れていました。
人間のように地に足をつけて、踊ってみたい。
あの、美しい砂浜を歩いてみたい。
愛することの意味を知りたい・・・
そう毎日思っていました。
そして、とうとう人魚姫は行動にでるのでした。
「よしっ!!海のそこは暇だし、なんか酔うし、人間になってみるか。」
適当な人魚姫は適当な理由で人間になろうと決心しました。
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