2.裏切り(藤堂・沖田)
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「ふぅ…」 ギラギラと照り付ける太陽の下、私は洗濯物を干していた。 「花菜さーん」 一人の隊士が何かを抱えてこちらへと駆けてくる。 「何かありましたか…?」 何だか急いでいる様子の隊士に声をかける。 「これ…簪屋のお松さんから…」 そういって差し出されたのは一通の手紙だった。
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