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川原までは無事に着けた。
だけど、まだお松さんの姿はない。
「まだ、なのかな…」
少し不安を感じたが、屯所には戻らずお松さんを待つ事に決めた。
そう思い、近くに腰を下ろそうとしたとき、道を歩く音がした。
私はお松さんだと思い、名前を呼びながら後ろを向いた。
「お松さ……」
言葉を失う。
だって、後ろに居たのはお松さんじゃなくて…
沖田さんだったから。
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