♪挨拶が招いた奇跡

10/10
前へ
/22ページ
次へ
私は、 「はい…。私も好き…。」 と答えた。 その瞬間から、私と瑞希くんの時間が流れ始めた。 ──────── それから3ヶ月、私と瑞希くんは順調に愛を育んでいる。 「ねえ、瑞希はいつから私のこと好きだったの?」 「ずーっと昔から。電車に乗って、おはようって言っても答えないし、何度も隣に座っても気づかないし…」 「え…」 私が思ってる瑞希くんの考えは、全く違っていた。 その後、瑞希がつけたしで 「まずはおはようからかなと思ってな」 …そうだね。 見知らぬ人にできるのは まず挨拶だもんね。 ─────Happy END.*
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加