♪挨拶が招いた奇跡

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その時は本当に驚き、それを隠せなかった。 つかまれた先を見ると、相手は学ランを着ていて… そして最後に顔をしっかり見た。 「っっ!瑞希くんっ!」 「待って…」 瑞希くんは、私が名前を知っていたことに驚きもせず、ただ、そう言ったのだった。 「俺と…付き合って?ずっとずっと…好き」 私は息をのんだ。 まさか、あの夢と同じになるなんて。
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