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すると無線で、
『リヒテルさん、こちらは四陣蘭華、応答願う。』
と鳴る。
私は、
『四陣の姐御か、リヒテルだ、どうぞ』
と言うと蘭華は、
『隊に入れたい人員あり。
外の世界での響介の上司であなたを知っている人、ロッソ財団のロベルト・蒼竜・ロッソです。』
と言う。
私は、
『ロッソ財団、CB時代に戦争幇助の疑いを持ったが、人道的支援としてデータ改ざんした所だな。
蒼竜海兵上級曹長だな、代わりたまえ。』
と言うと蘭華は通信相手がロッソに変わった。
ロッソは、
『はじめましてになりますね、ロベルト・蒼竜・ロッソ海兵上級曹長です。』
と言う。
私は、
『硬くならんで良い。
CBに通じる意志を感じて君達と戦場を駆け抜けた仲だ、君なら自警自衛組織ドラッド第1戦隊の指揮を任せられる。
君のドラッド第1戦隊と私のドラッド第2戦隊と四陣響介の四陣ファミリーは共同して来る異変に臨む。
通信終わり。』
と言って私は一方的に通信を切る。
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