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校舎の中からは生徒達のにぎやかな声が聞こえてくる、
いつも静かな美月はそれがうるさく感じていた。
そんな美月を気にとめる者は居ない
話をかける者も居なかった。
本人もそれでいい、むしろ誰一人
関わらないで欲しいとおもっていた。
物心がついたときからから人と話さず
新しい環境に馴染めなかった。
独りのほうが楽しいと思う
少し変わった子だった。
小学校二年生の時、
そんな子を気持ち悪がい
皆離れていった。
今思えばあのときから人生が大きく変わったきがする。
そんなことを考えながら汚れを落としに水道に向かった…
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