出逢い

3/8
前へ
/16ページ
次へ
 が、そうは行かなかった。     「だぁーちきしょー!!」    そう叫びながら声の主が足音をたてながら近付いてきた。   「テメーコラァ!」  そのギンギンした声が隣から聞こえる。  (私…かな?)  その声から怒りをあらわにしているのは  分かった。       だが、  なぜその怒りをぶつけられているのかは  分からなかった。      いや、理由なんてない。 今までのイジメもそうだった。    だからなんとも思わなかった
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加