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「どうしてくれんだコラァ!」
でもその想いとは裏腹に
短髪の男は美月の隣の男子生に
向かっていた。
「オイ!小便手に着いたろーが!
どうすんだ?コラァ!」
…誰もが思っただろう。
だが、それを誰も口にださなかった…
ように思えたが一人馬鹿がいた…
「自業自得じゃん。」
男の茶色い瞳が刃のような鋭い目で発言者を見る。
「…なに?…もう一回いってみろよ…」
小さくため息をつく。
それからゆっくりと言う、
「だから、自業…」
メキッメキメキ…
途中で止まった。
短いバットのようなもので殴られたせいで吹っ飛ぶ
それはバキッとかグキッとかではなく
本当に骨の芯から砕けていくような
音だった。
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