いち

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とりあえず、生で乾杯した。 「やっぱり、仕事終わった後は美味しいね。」 「でも、佐々木さんはまだ18歳だよね?」 「バレた?」 「いや~見えないよ(笑)てか、ビール苦くない?俺23歳だけどまだ慣れない。何か、大人の味ってかんじ?」 そう言われて少し誇らしくなった。 「何かやっぱり俺ビール無理だ。次何か甘いの頼もうっと。」 梶くんはメニューを取り出した。 「いっぱいあってわかんね~」 「カルアミルクとかにしたら?多分飲みやすいと思うよ?」 「そうしようっと♪」 とかいろいろ雑談しながら、少しほろ酔いになってきて何故かエロトークになった。 「彼氏と月何回Hするの?」 とか下世話な話。 この手の話が苦手な私は軽く濁すような返答をしていた。 時間は、あっという間に過ぎ時刻は午前2時だ。 「この後どうする?」 「カラオケ行こうよ。」 いいな。何か、彼と付き合ってからこう言うのなかったから中学生の頃に戻ったみたいでとても楽しい。 「百合亜ちゃんもどう?」 飲んで仲良くなって皆私の事を名前で呼ぶようになった。 「行きます。」
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