まえがき

2/2
530人が本棚に入れています
本棚に追加
/257ページ
どうも、こたろです。 まずはじめに、 この小説は、『吸血しても、構いませんか?』の続編となっております。 お手数ですが、お読みではない方は、まず第一巻からお読みください。 では、おさらいしておきましょう。 屋上で殺され、『吸血鬼』となった夏川大和は、『リターン・ブラッド』の園崎紫音と契約する。 そして大和を吸血鬼にした張本人、神埼巡の命令で、大和は人に害を成す化け物を退治するようになった。 『祓魔師』のレイカル・フォルクスとの戦闘を経て、大和は吸血鬼として急速に成長しつつあった。 そんな中、大和の親友好川麗は大和を裏切り、レイカルについて祓魔師となった。 『化け猫』の笹倉奈央と協力し、麗を取り戻そうとする大和。 しかし、まだ麗の問題を抱えながら大和は、もう1つの問題を抱えてしまう。 それはリターン・ブラッドの園崎紫音が、ゼシード・デュランダルと結婚してしまうということだ。 大和、奈央、巡の3人は紫音を取り戻すべくデュランダル家へと赴いた。 屋敷内に設けられた式会場にたどり着いた大和は、紫音の唇を奪ったゼシードと戦う。 怒りで我を失う大和に内に秘めた『何か』が暴れだし、大和の体をのっとった。 圧倒的な力でゼシードを追い詰める大和。 そして、ゼシードに止めの一撃を放とうとしたときだった。 大和は自我を取り戻し、気を失う。 ゼシードはそれを好機と見て、紫音の血を吸おうとするが、目覚めた大和によって、それは阻止され、大和はゼシードを倒した。
/257ページ

最初のコメントを投稿しよう!