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ギルド内―。
多くのハンターが足を運ばせる共有機関。
ハンターは各村に1~4人の在中が基本。
残りは異次元世界(パラレルワールド)からハンターがここにやって来る。
異次元世界とはこの世界とよく似た別世界という。
ギルドマスターのある研究の成果によって異世界が繋がったそうだ。
ったく、変なトコで超科学(オーバーテクノロジー)だよな、この世界。
ソツもこことは違う世界からきたらしい。
ギルドマスターに挨拶しに行く。
尻を触られた。(二人で)思い切り殴った。
そして例のチラシの内容について探ってみると、
ギマ「わわわわわしは知らんなあ~、キイタコトモナイ」
だそうだ。
このジジイ……。
その後少し話をしてから、ソツと別れを告げる。
カズハ「今日はありがとう 命も救ってくれたし、狩人にもならせてくれた…この道着返すね」
一葉はソツに道着を返す。
勿論今はインナーを着ている。(さっき受付嬢に無理矢理サイズを測られ、プレゼントしてくれたけた……けどなんか興奮してたような…まぁいいか…)
ソツ「命を救ったなんて…照れるな~///」
ニョア「見つけたのは僕らニャんだけどね」
チャコル「僕らにお礼を言って欲しいニャ!」
ソツ「アナタ達はいつからそんなに偉くなったのかしら?」ピキピキ
カズハ「まあまあ、落ち着いて……目が怖い… ありがとね、ニョアにチャコル」
二匹「ニャ~~(//ω//)」
出入口が光に包まれる。
光っている間がどうやら向こうの世界と繋がっているらしい。
ソツ「じゃ、お別れだね」
ソツとはついさっき知り合ったばかりだ。
しかしいざ別れとなると寂しい…。
カズハ「…また、会える……よな?」
ソツ「そんなの当たり前じゃない ? ? ?ハンターなんだからすぐに会えるよ」
カズハ「そうだ…な…じゃあまた…」
ソツ「今度会うときはランク抜かされてるかもね~」
ソツ達は手を振り笑顔をみせながら光に歩いていった。
ソツ達は光に包まれる。
ソツ「あっそだ」
光の中からソツが言う。
ソツ「一応、先輩狩人として助言だけど一葉は双剣を使った方がいいよ……型、似合ってると思うから」
やがて光は消え、ソツ達は居なくなっていた。
双剣……か……。
……。
それも悪くないな……。
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